1.事件の概要 本件では、原告が商標権者、被告が原告の商標登録を無効にすることを求める無効審判請求人です。原告は、第14類、第18類及び第25類という複数の商品及び役務の区分にまたがる多数の商品を指定し、ある図形の商標( […]
結合商標の類否「オルガノサイエンス」平成26(行ケ)10268
知財高裁は、後願に係る結合商標「オルガノサイエンス」が先願に係る登録商標「オルガノ」と類似と判断し、無効審判で両者を非類似とした審決を取り消しました。当職は、この判決は不当と思います。
知的財産の権利侵害警告書の送り先
特許権者は、事業として特許発明の実施をする権利を専有します(特許法第68条)。実用新案権者、意匠権者または商標権者の場合は、登録実用新案、登録意匠(類似意匠も含む)または登録商標に関して同様です(実用新案法第16条/意匠 […]
国際登録出願は後で指定国を追加可能(事後指定)
商標の国際登録出願の利点の一つとして、”事後指定”という手続きがあります。 これは、保護を求める指定国を国際登録出願の登録後に追加するという便利な手続きです。 国際登録出願は一つの手続きで且つ各国別出願に比べて低コストと […]
特許弁理士?実用新案、意匠、商標は?
読書を趣味としておりまして、歴史、伝記、小説、ドキュメンタリーなど様々な分野の本を読んでいます。 ある年には、弁理士が登場したり、特許や商標が絡んだりする小説を片っ端から読んだりしました。 ある小説を読んでいると、”特許 […]