日本で特許権を取得した場合、日本で製造・販売または使用する行為は権利範囲内の実施ですので、実施許諾を受けていない他人の実施は原則として特許権侵害となります。 しかし、各国は、自国産業を発展させるため、属地主義の下で各国独 […]
特許権の維持と費用対効果検討時期
特許権を維持するには 特許出願は特許査定(特許にするという決定)を頂いた後、特許料(1~3年分)を納付することによって登録され、特許権が発生するので、最初の3年分は別として、期間満了まで特許権を維持するには第4年分以後の […]
使うほどに価値が上がるもの
前書き 古くなるほど価値が高くなるものとしては、ご存知のように骨董品があります。使い古されたからというよりも、古道具の場合、現在では生産されていなくて稀少だからということでしょう。また、古美術の場合、同一物が無いうえに作 […]
意匠の登録料(維持年金):納付と節約
意匠の登録料とは、意匠権を維持するために毎年特許庁に納付する費用のことを言い、慣用的には維持年金あるいは単に年金と言います。不動産の固定資産税のようなものです。固定資産税は不動産の価値によって毎年変動しますが、意匠の登録 […]
商標登録出願の公開:時期と効果
商標登録出願は、商標登録される可能性の大小に関わらず、その内容が公開されます(商標法第12条の2)。 出願から商標登録までの間に第三者が無断で当該商標をその指定商品・役務に使用したときに、商標登録出願人が登録後に金銭的請 […]