「特許」というと複雑な構造や、高度な技術を利用した大発明でないと認められないと思っておられるかもしれません。 しかし、決してそうではありません。 ここに簡単な構成や、それほど高度でもない技術を利用したアイデアでも現実に審 […]
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「電子式低温加水分解装置」進歩性判断 平成27(行ケ)10024
特許庁審判官と知財高裁の裁判官とで進歩性の判断が異なりました。また、本件の権利は、無審査で登録された実用新案権です。進歩性判断の参考になります。
特許:数値限定と進歩性
数値限定発明の進歩性は、発明の効果、つまり当該発明によってもたらされる特有の効果の性質及び程度と深く関係します。 1.効果の性質 数値限定された発明の効果が、刊行物に記載されていない有利な効果であって、刊行物に記載された […]
特許:意見書の具体例
拒絶理由通知の多くは、複数の公知文献が先行技術として引用され、それらに基づいて出願発明が容易に発明することができたものであるから、特許性が無い(特許法第29条第2項)というものです。 例えば出願発明の構成が、 「歪みセン […]