平成30年10月10日判決言渡 平成29年(行ケ)第10222号 審決取消請求事件 1.事件の概要 原告は、、昭和59年から現在に至るまで、「ハイパット」なる商標(引用商標)を付してキルティング製の梱包養生カバーなどを製 […]
商品・役務を指定せずに商標登録することができるか?
よく聞かれるのが「商品・役務を指定せずに商標登録することができますか?」です。 結論から言うと、できません。 商標は、自分の商品・役務を他人のそれらと識別するための標識ですので、出願時点から指定する必要があります。 また […]
物の発明は構造又は特性で特定すべき H28(行ケ)10236
平成29年9月21日判決言渡 平成28年(行ケ)第10236号審決取消請求事件 1.事件の概要 本件は、被告が取得した特許に対して、原告が特許無効審判請求したところ、特許庁が「本件審判の請求は、成り立たない。」(特許維持 […]
他人に取られるより先に登録
「希望の党」の代表に就任した東京都の小池百合子知事が、「希望の党」の名称について、今年2月に商標登録出願をしていたことがわかった、と本日の読売新聞に掲載されました。 小池知事は、報道陣に「『誰かに取られるよりは』と先に登 […]
知的財産権の裁判における和解
特許出願などの審査においては、特許にすべきか否かが審査されるわけですから、当然ながら出願人と特許庁との間で和解というものはありません。従って、その後の拒絶査定不服審判(審査官の査定に不服の場合に請求する)や、審決(審判の […]